ピースケの話 [ひろ~この日記]
私の勤めている保育園では、アヒルを飼っています。名前はピースケいつもスズメ達に餌を食べられてしまう、のんきなアヒルです。(ピースケとスン太君たち 参照)
毎日、職員と子ども達が交替で小屋の掃除や餌やりをしているので、みんな、ピースケには愛着を持っています。
でも、中には砂を投げたり、追いかけて叩こうとしたりと、意地悪な行動をとる子もいます。意地悪・・・というよりは、面白がっているのかなそんな子ども達に対して、「ピースケがかわいそうでしょう」「自分がされたらどう思う?」「ピースケに謝っていらっしゃい!」なぁんて言葉をかけるのが一般的でしょうか・・・もちろん、行為に対して注意をすることは大切だと思います。ただ、注意だけでは子ども達の心に響かないんです
私はよく、「これ、内緒だけど・・・」と、子どもに耳うちをしながら話をします。内緒話って、なんか特別感があって嬉しいですよね。そして、「きのう、ピースケが〇〇君のこと大好きって言ってたよ」と、大ウソをつきます。
すると、叱られると覚悟していた多くの子ども達が、表情を和らげるんです。そして、ほぼ100%、ピースケに意地悪をしなくなります(過去の統計から)
子どもの行為を、『正しい、正しくない』で判断するよりも、子ども自身が、自分のやった行為をどう受けとめ、感じるか・・・そのことが重要ではないかと思います。ピースケに意地悪をしなくなった子ども達は、「意地悪をするのは正しくないから」と判断した訳ではなく、自分を愛してくれるピースケのことが大切だから、しなくなったのでしょう。
そして、ピースケも子ども達が大好きになり、大ウソが本当の話になっているのでした
毎日、職員と子ども達が交替で小屋の掃除や餌やりをしているので、みんな、ピースケには愛着を持っています。
でも、中には砂を投げたり、追いかけて叩こうとしたりと、意地悪な行動をとる子もいます。意地悪・・・というよりは、面白がっているのかなそんな子ども達に対して、「ピースケがかわいそうでしょう」「自分がされたらどう思う?」「ピースケに謝っていらっしゃい!」なぁんて言葉をかけるのが一般的でしょうか・・・もちろん、行為に対して注意をすることは大切だと思います。ただ、注意だけでは子ども達の心に響かないんです
私はよく、「これ、内緒だけど・・・」と、子どもに耳うちをしながら話をします。内緒話って、なんか特別感があって嬉しいですよね。そして、「きのう、ピースケが〇〇君のこと大好きって言ってたよ」と、大ウソをつきます。
すると、叱られると覚悟していた多くの子ども達が、表情を和らげるんです。そして、ほぼ100%、ピースケに意地悪をしなくなります(過去の統計から)
子どもの行為を、『正しい、正しくない』で判断するよりも、子ども自身が、自分のやった行為をどう受けとめ、感じるか・・・そのことが重要ではないかと思います。ピースケに意地悪をしなくなった子ども達は、「意地悪をするのは正しくないから」と判断した訳ではなく、自分を愛してくれるピースケのことが大切だから、しなくなったのでしょう。
そして、ピースケも子ども達が大好きになり、大ウソが本当の話になっているのでした
2010-06-04 02:36
nice!(0)
コメント(2)
さすが~!!!
子供達の根本のところをみてあげて
ホメオパシーのレメディのように
微小な刺激を与えるだけなのですな。
ただ叱るだけでは、
確かにアロパシーだもんね。
ピースケちゃん
いい毛並みですね。
by Eriko (2010-06-07 10:28)
絵里ちゃん!!
私の保育をホメオパシー的に表現してくれてありがとう!!
そうか・・・言われなければ気付かなかったわ。嬉しい!!
ピースケの毛並み・・・定期的にレメディー入れてるからね。
by ひろ〜こ (2010-06-08 00:05)